舅が死んだ日①

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「お父さんが!お父さんが!」と泣き叫ぶ割に涙が一滴も出ていない姑。

部屋は物色したかのように散らかり、丸めたティッシュもそこらじゅうに散乱。

夫と数年前から舅の葬儀はどうするかという話をしていました。
一言でも謝罪などがあれば、参列する。
一言もなければ、もう何もしないと。

散々暴言を吐き、散々世話になったのに、一言の謝罪もお礼もなく逝った舅。

夫が

もう充分過ぎるくらい色々してくれたし、もう我慢しなくていいし、我慢させたくない。

これ以上、迷惑をかけたくないから家に居て。

と私に言っているのに…

姑は私たちが散歩に出ていた十数分の間に荷造りしたようで、荷物を持って玄関へ。

玄関から

ナオさんも来て~ぇ!

最期だから来て~ぇ!

お願いやから来て〜!

と、リビングにいる私に叫び続ける近所迷惑なババア。

散々迷惑かけてきたし、結局謝りもせずに死んだからこれ以上負担をかけるな💢

と姑に言い、それでも玄関から叫び続ける姑を引きずるように出て行きました。



車内で姑は…

せっかく 楽しい正月だったのに‼

何でお父さんはこんな時に!

邪魔ばっかりして!

と何度も言っていたそうで、

姑は死を悲しむ事はなく、楽しい正月を邪魔しやがって!と本気で思っていたようです…

死ぬならせめて4日過ぎにして欲しかった!!

と言いだしたそうで・・・・
(1日だけと言いながら5日間は居座るつもりだったのでしょうか)




丸まったティッシュを捨てたり、散らかった部屋を掃除して…

洗濯しようと姑が使った部屋に入ると…

布団ぐちゃぐちゃ…

貸したパジャマや靴下など全部ない…

用意してあげた歯磨き粉も歯ブラシも貸したパジャマも靴下も全て持ち帰っていました。

姑がこれいいなーと言い続けていた私のブーツがなくなっているのに気付いたのは2時間ほど経過した頃でした。

えっ…嘘でしょ…
えっ…💦

こんな時に盗みを働く!?



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