姑の性根⑦

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当時はなぜ勝機がない状況でも強気でこんな態度なのかと不思議でした。

耄碌しているのか、認知症かと思ったりもしましたが、今ならわかります。

姑は

“嫁は何されても何言われても黙って尽くし続けるもの”

これが当然だと信じて疑わず、間違っているのは息子夫婦の方だと信じ込んでいたので自信満々でした。

姑は【嫁のくせに!嫁なら何されても黙って尽くせ】と未だに思っていますし、これから同じ考えの人間が数人登場します。

私は【嫁?!結納も拒否して結婚祝いも一切なかったのにいい加減《嫁扱い》するのはやめろ💢嫁じゃなくて息子の配偶者!お前達にこき使われる理由は何一つない!】

と思っているので相容れない。

《嫁扱い》が男尊女卑、時代錯誤という考えもありませんし、嫁は従って当然だと思い、時代とともに変わる価値観や習慣があるということすら理解しようとしません。

自分達が正しいと───

絶対的な自分の味方だと信じ、

弟!あの人は頭も良いし

と指名。

その場で夫が「明日来てもらえないか」と電話をしました。

「仕事が終わってからなら大丈夫」という返事を聞くと、姑は逃げるように自分の部屋へ。

私と夫は車中泊。(布団を敷いてキャンピングカーもどきにしています)



舅の死後の手続きはほぼ済んでいました。

残っているのは廃業の手続きや遺産相続に纏わる事ですが、これは姑がすべき事でしょう。

こき使いすぎて嫁が死んだらまた次、もらえばええやないのーとまで言われたのですから、これからは遠慮も容赦も我慢も必要ない。

怒りに燃えている私に

夫は

本当にごめんね・・・

嫌な思いばかりさせて・・・

疲れたやろ・・・・

と申し訳なさそうな顔をしていましたが…

私はこれからどうやって姑を追い込んでやろうかと考えていました。

傷付いたのは夫の方でしょう。

母親に対する考えを変えるには充分過ぎる姑の発言の数々。

姑は舅のこと、本当にどうでも良いようです。
ただただ自分に甘く、常に自分の味方で守ってくれ、色々してくれる人だから一緒にいたのでしょう。

舅は 家計簿も、帳簿も、管理も何もかもやっていました。

姑は結婚してから今まで、ただただ楽をして生きてきました。

舅は 妻大好き、息子大好き。
舅の携帯には≪愛・姑の名前≫と登録されていました。
凄く愛していたのでしょう。

でも 姑は自分さえ良ければそれでよし。

舅のことは≪風よけ≫程度にしか思っていないのでしょう。

《風よけ》がなくなったら次の《風よけ》を探すだけ。

私は舅のこと大嫌いですが、
息子と妻を大事に思う心がある分、姑よりマシだったのかも・・・と思います。

姑の弟さんは、姉の本性、性根に気付いているのでしょうか。



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